人間の体の大部分は非常に密度が高いため、私たちはそれを見たり、触ったり、匂いを嗅いだりすることができます。私たちのほとんどの人にとってすぐに見えない部分、オーラとその中にあるチャクラは、オーラ体と呼ばれます。
あらゆる生き物はエネルギーフィールドを発しており、人間のエネルギーフィールド、つまりオーラは常に運動しているチャクラが生み出し、渦を巻いて回転するエネルギーの流れによって活性化されます。チャクラとオーラの関係は、潮の流れと海の関係に似ています。チャクラはオーラを、とてつもない力に満ちた生き生きとした存在にするのです。
オーラは、肉体と心、生物学と神秘主義、物理療法と精神療法のギャップを埋める重要な情報を与えてくれます。オーラには思考や感情が実体として存在し、人と人との交流の中で交換される思考や感情の姿を実際に見ることができます。見える人には、それは粘膜のような、煙のような、あるいは閃光のようなものに見えます。
スタミナ、忍耐力、肌のきめ、紙の艶、夕焼けの美しさ、森で過ごす一日の喜び、誰かが成功するのを見る喜び・・・あなたという人を形作る何もかもが、エネルギーシステムを改善することでよい方向に変化します。そしてそれは、チャクラをきれいにし、バランスを整え、栄養を与えて、その結果平穏で健康なオーラで自分を包むことで実現できるのです。
オーラやチャクラは、はっきりと見えるようになります。
コツは、何かを摑もうとか手に入れようとか思わないことです。あなたが見たこと、感じたこと、
一瞬でも到達した理解はいずれ戻ってきます。それは同様の高揚感を伴ってあなたの意識に、また漂いながらやってきます。
それが起きるがままにさせる、というコツをあなたが十分に摑めば、それはあなたのところに流れ込み、あなたは特に何の努力なしに新しい理解を得ることができるのです。そして最終的には新しい概念はきちんと形を持った知識としてあなたに訪れ、あなたの人生をよりよいものにしてくれます。
アメリカのヴァレリー・ハント博士により、今では、人間のオーラとチャクラが存在するという科学的な証拠が存在します。けれども、こうした証拠が手に入れるはるか以前から、多くの人々が自分自身の個人的な体験としてそれを語り、自分が何を見、聞き、感じるかを他の人と共有しようとしてきたのです。
オーラとチャクラ
私たちが幸福であるためにはもちろんのこと、生存そのものに不可欠な生命エネルギーを指す言葉が、ほとんどの文化圏に存在します。中国医学で使う「気」も、インドの「プラーナ」も、それが意味するエネルギーは同じです。それは生命を構成する基本的な要素であり、オーラとして目に見えるものも同じエネルギーです。
肉体を維持するのは食べ物ですが、この霊的エネルギーは、私たちを育み、単なる肉体という形を超えたところへと上昇するのに欠かせません。この霊的エネルギーがあるからこそ、明晰さ、勇気、慈愛、努力、愛、忠誠心、信仰といった高等な感情が生まれ、そしてときにはそれが、肉体的には絶対に不可能なことさえも可能にするのです。それは私たちの魂の力です。
見えない誰かが自分のことを見つめていることに突然気がついたという経験が、あなたにもきっとあるのではないかと思います。あるいは、誰かがあまりにもあなたに近いところに立っているので、自分の領域を侵されたように感じたことがあるかもしれません。誰かがあなたに一歩近づいたときに、そのつもりはないのに一歩下がってしまったことはありませんか？
それはあなたのオーラ、特にチャクラが早期警戒システムとして機能し、あなたの周りのパーソナル・スペースを守っているのです。この「スペース」があなたのオーラです。それはエネルギーに満たされ、卵のようにあなたを取り囲んでいます。あなたと密接な関係にあり、あなたに影響を与えます。
あなたの思考、言葉、感情、記憶の一つ一つがそれに影響を与えます。それは実際あなたの
一部であり、あなたの延長です。
